ロードバイクでの活動をネタ混じりに綴ったブログ
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
原点
2014年04月18日 (金) | 編集 |
昔からツール・ド・フランスなどロードレースを見る事が多々あり、TVでやっていれば進んで見ていた。
フ○テレビの深夜枠で見ていた時期なので、記憶が定かではないけど10年ぐらい前かな?

当時はランス・アームストロングが超人的な強さを誇っていて、ロードを知らない連中でも「アームストロングは知ってる」ような時代。
(調べたところUSポスタル時代らしいので、まさに全盛期だった)

なんだかんだとレースを見ていたものの、他の趣味にのめり込んだり仕事が忙しくなったりと生活リズムも大きく変わり、
いつの間にかロードレースもTV放送から撤退してしまった為、自然とロードから距離を置く事になる。

バイクを乗り回して事故り、ネトゲにハマったりと色々あったが、ある程度の歳を取り、社会の歯車として生き、ふと思ったこと…

「気が付けば40目前、俺は何か熱くなれる事をしてきたか?」

人生の折り返し地点と言われる年齢だが、生涯を通して楽しめるコトがしてみたい。
その想いが強くなるものの、何をしていいか分からない。

歳を取るにつれメタボボディに磨きがかかり、若い頃にバイクで事故った影響で両足に爆弾もある。
野球観戦が趣味なので、草野球でも参加してみようかとも考えたが… そんな身体じゃ思うように動けない。
(というか膝の靭帯をやってるので走れない)


ロードは申し訳程度に情報を仕入れていたものの、自分がロードバイクに乗ろうとは思わなかった。
興味はあるが乗ろうと思わなかった理由は、本格的(ちゃんとした)ロードは高いと知っていたから。

しかし、某動画サイトでたまたまロードレースのダイジェストを見た影響で、ロードを買う事を決意する。


俺が見たレースは… ツール・ド・フランス2011


歳も近いといういう理由で、以前からなんとなくBMCのカデル・エヴァンスを応援していた。
毎年のようにマイヨ・ジョーヌ(総合優勝)を狙えると言われ続け、勝ち切れなかった選手である。

レースは後半の山岳ステージに進み、エヴァンスも総合優勝が狙える位置をキープ。

しかし、勝負所でトラブルに巻き込まれたり、サポートメンバーに恵まれないと不幸の連続…

優勝候補のシュレク兄弟は先行していて、エヴァンスの居る位置は集団。
エヴァンスが必死に漕ぐも集団には共闘する選手が少なく、孤軍奮闘している状態。

「エヴァンスは今年もダメなのか…」

そんな言葉が出そうな程、エヴァンスはヘロヘロになっている。
本来なら心が折れてもおかしくない状況なのに走り続け、なんとか先行集団に喰らい付きゴール。

この日、アンディ・シュレクが総合首位に立ったが、インタビュー時の表情は冴えない。
総合優勝の行方は次のレース(個人TT)で決まるからだろう。
(エヴァンスはTTも得意とし、逆にシュレク兄弟はTT苦手)

一方、カデル・エヴァンスの目は死んでおらず、表情にも覇気がある。

「自分の力を信じている。まだ全てを出し切っていない。逆転優勝を諦めていない。」

臭い表現ではあるが、「闘う男」の表情をしていた。


個人TTが始まり、総合タイムの都合、エヴァンスが先にスタート。
数分後にアンディ・シュレクがスタート。

コーナーの侵入速度・ぺダリング速度・全てにおいてエヴァンスが圧倒。
タイム差はみるみる縮まっていき… コース中盤でタイム差ゼロ!

片や近年のツールで結果を残し、今後のロード界を引っ張るだろうと言われる男。
片や優勝候補と言われつつも何年も勝ちきれず、年齢的にも選手人生の残りが見えた男。
(フォイクトおじさんやホーナーは例外w)

仕事帰りに買ってきたカツ丼を食いながら、俺は泣いた…
涙腺が緩むとかいうレベルでなく、本気で泣いた…

一人ツール・ド・フランス、チームエヴァンス(アシストなしソロ)と呼ばれるような状況でも決して諦めず、
死に物狂いでマイヨ・ジョーヌを手に入れようと足掻き続けた男の姿は、俺の脳裏に強烈なインパクトを残していった。

「これだ! 自転車なら膝に負担も掛からないと聞くし、やるならコレしかない!」

この日、煙草をこよなく愛するメタボなオッサンは、本気でロードバイクを欲するようになった。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。